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思いつくままに書き綴ってます

    初秋

いつもなら もう
手を振っていた夏が
昨日 夏にさよならしたばかりです
未練たっぷりの雲と
泣きだしてしまった
夏のしぶきが
またね
歩き出した
後姿に
「うん」と頷くだけなんです

秋を見つける旅
道すがら
凛と雲に背を伸ばす
秋桜に
行く夏の
乾いてしまった
私の心を重ねてしまう
ひと時


風が流れる

撫でるように
強く、激しく、そして優しく

時を流すよう
季節が変わるのを手伝うかのように
余韻を残して流れていく
冬の陽は全てを優しく包む
冷たい風も和らげてくれるよう
固い蕾に膨らみを誘う
背伸びして陽を受けるもの全て
輝け と

時の流れ穏やかに
ひと時の満腹も・・
駆け足の冬
まだまだと思ってた身支度を
早く
早く
背中を押して来るんです
おぉ〜寒む・・・
道は競れども
今 ひと時の
喜び
今 ひと時の
輝き
時を移して
高く
高く
更に高く
恵みの光を浴びる
降り注ぐ陽は軟らかく
そして優しく
そして暖かく
誰しも優しく包む

色変わり行く季節は
自然の偉大さを見せ付ける
今も昔も
・・・・・・

昔懐かし苫屋こそ
秋に唄う柿のみ一つ
今もなお忘れがたき
遠き思い出
降りそそぐ
自然の恵みを浴び
たわわに実る
喜び

長閑に
時が流れ

喧騒の中の
停車場に
憩う
移り行く景色に流れる季節を感じて
過ぎし時を探しながら進む
その向うに何があるのだろう?
そして何かを見つける
山は緑に衣替えし、輝くような葉で木々を飾る
その木々を彩る野辺の花々
何ともけなげな息遣いが
時には密かに・・・
時には華やかに語り、歌う様
まさしく、新緑の候
ホトケノザ 待ち遠しい春がやってきました
待ちわびた花たちも優しく降りそそぐ陽射しを浴びようといっぱいに花びらを開いてる。
脱ぎさったコートを片手に背伸びして歩くと
春を告げる草花が初々しく迎えてくれる

春一番ももう少し〜♪
東風に背中を押されて
外へ出てみよう
ここはもう満開の春です

セーターも脱ぎ捨てました
今日は熱いお茶を持って
春を食べに来ました
さあ〜って 今日の料理は・・・?
熟れた実が
季節を急がせます
もうしばらくした
又 次の季節がやってきます

高い空はさらに高く
青い空はさらに青く

そして ゆっくりと・・・
光が神に見える
一瞬

雲が光を遮り
そして許した
あの一瞬

光の束が
矢を放った時

私がここに
こうしていることが
大きな不思議なのだと思う
雨が続いて喜んでいるのは・・・・・・
お花達かなぁ  いや雑草も

雨の中 山の木々も萌え盛ってるのか

みんなそろそろお日様を待ってるかなぁ〜
一番待っているのは私かも
そんなこと思いながら窓越しに庭を眺めてます

アジサイが咲き出しましたね
雨に似合う花ですね
蛙もそうかなぁ〜
額あじさい

星降る夜に
放された
青いひとみの
ラブソディー


春待ち草の 小紫
星降る夜に 舞い降りた
ねむねむ天使
里遊び

おはよう・・・

 

  八木重吉の「不思議」という詩
  ある断片を思い出している
  君に読んで聞かせる と言って
  もうずいぶんになる
  「では又ね」で終わった手紙から
  どうしているだろうか と
  案じてもいた 

  私が庭で・・・・・の花がと書けば
  君は孫がね・・・・と書いてく
  私が病気してませんか と書けば

  君こそ大丈夫かと返してくる
  そんな二人
  どうしてここまで繋がっているのか
  不思議でならない

      今年の十二月

今が盛りのパンジー
ストックもそろそろ
カタバミもまだまだ
本当ならこの季節
ゆっくり寝てりゃいいものを
まだ咲いている

木もそうだ
幾分か葉が落ち
実が成って
鳥が食べてりゃ
もう寝られるのに
今年は鳥も来てくれん
風も風でゆっくり
葉を全部落とすにいたらん

春を急いでくれという言う訳
こう暖かけりゃ
わからんでもない
もう冬はいらんということじゃ
かたばみ
  
 

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